ハルログ

サッカー(ガンバ大阪)と映画と、ときどきウェブの記録

(2nd 第16節 vs アルビレックス新潟)遠藤J1通算100ゴール、呉屋J1初ゴールでホーム最終戦を白星で終える

   

(J1通算100ゴールを決めた遠藤 with ガンバボーイ)

ガンバ大阪 3 vs 1 アルビレックス新潟

リーグ戦も残り2試合。
優勝争いや残留争い、来年のACL出場権争いも決着の時が近づいてきました。

現在年間順位15位の新潟は残留争いの真っ只中。
終盤でこういう状況のチームは勝利への執着からか普段以上の力を発揮してくるから侮れません。

スタメン

■ガンバ大阪
GK東口順昭
DFオ・ジェソク
DF岩下敬輔
DF金正也
DF藤春廣輝
MF井手口陽介
MF今野泰幸
MF藤本淳吾
MF倉田秋
MF遠藤保仁
FWアデミウソン

(サブ)
GK藤ヶ谷陽介
DF丹羽大輝
DF米倉恒貴
MF阿部浩之
MF大森晃太郎
MF内田達也
FW呉屋大翔

(主な欠場選手)
パトリック(怪我)堂安(U19代表)

■アルビレックス新潟
GK守田達弥
DF松原健
DF舞行龍ジェームズ
DF西村竜馬
DF小泉慶
MF小林裕紀
MFレオ・シルバ
MF加藤大
MF田中達也
FW鈴木武蔵
FWラファエル・シルバ

(サブ)
GK川浪吾郎
DF増田繁人
MF端山豪
MF野津田岳人
FW指宿洋史
FW成岡翔
FWカリウ

(主な欠場選手)
コルテース 山崎亮平

主審:岡部

前半

両チーム球際に激しくいく立ち上がり。
その中でもガンバはパスを繋いで仕掛けることができており、順調な立ち上がりでした。

5分 ガンバゴール 得点者:アデミウソン

新潟DFがボール処理にもたついたところを、アデミウソンが奪ってからドリブルでペナ内まで侵入し、そのままシュート。
ガンバがあっさり先制に成功しました。

アデミウソンはGKと1対1になったら安心して見ていられますね。
新潟、このミスからの失点は痛い。

このまま新潟が崩れて、らくらく勝利にならないかなーと思って見ていましたが、そんな簡単な展開になるはずもありませんでした。
得点以降、受けに回ってしまったこと、新潟がさらに激しく当たりに来たことで試合は新潟ペースへ。
ガンバはあまりボールが持てなくなっていきました。

ただ新潟も激しく行き過ぎてしまうことも多く、前半の早い時間帯にCB2人、ラファエル・シルバがイエローカードをもらってしまうなど、ラフプレーが目立つようになります。

35分 新潟ゴール 得点者:ラファエル・シルバ

CKを東口が処理しようとしたところ、相手FWが邪魔になり、ボールをキャッチできませんでした。
流れたところでラファエル・シルバに無人のゴールに流し込まれてしまいました。

ガンバはファールを主張するも判定は覆らず。
見た感じファールぽいけどね。

ガンバもチャンスは作るもののなかなかシュートまで行けず、前半はなんとシュート2本だけ。
しかもその内1本は前半ラストプレーにようやく撃ったもの。

後半

後半開始早々、試合は動きます。
ラファエル・シルバがペナ手前からドリブルを仕掛けて侵入を図り、岩下がチャージしたところで倒れるとレフェリーは笛を吹きます。

あ、やべーPKか…と思いましたが、判定はラファエル・シルバのシミュレーションとのことで、ラファエル・シルバにイエローが。
前半にもカードをもらっていた為、退場となりましたが、TVで見ていた限りでは結構かわいそうな判定だったように思います。

何はともあれ、数的有利になったガンバはボールを持てるようになり、シュートの数も増えてきました。

60分 ガンバゴール 得点者:遠藤保仁

遠藤からのチョップキックをお藤本が受けようとしたところを相手DFがボールを手で止めてしまいガンバPK獲得。
蹴るのはもちろん遠藤な訳で、これを右上に蹴りこんでガンバが勝ち越します。

これで遠藤はJ1通算100ゴール目。
99点目は確か1stの磐田戦だったはずなので、だいぶ間隔が空いたけどホーム最終戦で決めるあたりがすごいですね。
狙っていたかのようです笑

その後、ガンバは藤本に代えて大森を投入。
攻撃の活性化を図ります。

直後には大森が裏へ抜け出し、GKをも交わしてシュートっていう場面もありましたが、それは惜しくもサイドネット。
でも、大森いいよいいよ。神戸に行っちゃやだよ。

勝ち越したことはいいものの、1点リードではまだ怖いので、なんとかダメ押しの3点目が欲しいガンバでしたが、1人少ない新潟に対してなかなかその3点目が取れない。
それどころがたまにピンチを迎えることもありましたが、そこはぎりぎり耐えつつ試合は終盤へ。

ここで長谷川監督は倉田に代えて負傷明けの阿部、アデミウソンに代えて期待の呉屋をピッチへ。

アディショナルタイムには藤春、岩下がお見合い?のような感じになり、新潟に攻め込まれたところを岩下がカード覚悟のタックルで阻止。
そのプレーにはイエローが提示されたのですが、レッドを主張して、レオ・シルバが審判に抗議。
思わず?審判が持っていたカードが叩き落としてしまい、逆にレオ・シルバが退場になってしまいます。
これで新潟は9人に。

90分+8 ガンバゴール 得点者:呉屋大翔

9人になり余裕を持ってプレーができるようになり、ワンタッチでリズムよくボールを回してゴール前で井手口がシュート、GKに当たりこぼれたところをみんな大好きな呉屋が決めてくれました。

呉屋は嬉しいJ1初ゴール。

試合はそのまま終了し、無事にガンバホーム最終戦を飾りました。

試合感想

遠藤のJ1通算100ゴール、呉屋のJ1初ゴールが同じ試合で生まれるというのも面白いめぐり合わせだなと思いました。
呉屋にはこれからもゴールを積み重ねてJ1の最多ゴール記録を塗り替えるような偉大な選手になることを期待したいですよね。
もちろん遠藤もまだまだ記録を更新していってほしい。

試合の方ですが、折角先制したのに、その後突き放せず、流れを相手に渡して挙句追いつかれてしまったのはもったいなかったな。
相手に退場者が出て有利になったものの、それがなかったらどうなっていたかな?とも思います。

ただ、3点目のポンポンポンとワンタッチパスを繋いでいく、ああいうシーンを見るとガンバはやっぱこれだよね感があります。
相手が9人っだったとはいえ。

ホーム最終戦セレモニー

今年の黄金の脚賞は井手口でした。
ツイッターでは金正也の声が多くありましたが、今年はリオオリンピック、ニューヒーロー賞と大活躍だった井手口でも納得ですね。

キャプテン挨拶では2014年の「3冠獲ります」、2015年「浦和レッズぶっ叩きます」宣言などサポーターを熱くするコメントをくれる毎年恒例遠藤の男気挨拶ですが、今年は「元日空けといて下さい」でした。
今年の天皇杯決勝はガンバの聖地吹田スタジアムでの開催なので、何が何でも優勝してほしいですね。

 - ガンバ大阪, サッカー